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ワット・ウォラチェタラム


 ワット・ウォラチェタラム(Wat Worachettharam)は王宮から西側へ約500メートルの場所にあります。アユタヤ王朝22代目の王「エーカートッサロット王(King Ekathotsarot、1556年生~1610年没、在位 1605年~1610年、サンペット1世の子、ナレースワンの弟)」が、即位前の1593年に建立したと伝えられています。1605年にエーカートッサロットの兄であるナレースワン大王(サンペット2世、ビルマから独立を勝ち取った救国の王)が亡くなると、このワット・ウォラチェタラムを火葬場とし、1万人もの僧侶を集めた大規模な葬儀が行われました。
 このワット・ウォラチェタラム寺院の境内には、煉瓦とモルタルで造られたスコータイ様式ベル型の仏塔があります。他に屋根が落ち壁面が残る礼拝堂(ヴィハーラ、Vihara)、講堂(Ubosot)、小規模な仏塔(2基)、座像などが残されています。
 
ワット・ウォラチェタラムの写真
ワット・ウォラチェタラム
 
ワット・ウォラチェタラム地図(Map of Wat Worachettharam, Ayutthaya, Thailand)
 

 
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