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ピマーイ遺跡
ピマーイ遺跡 プラート
回廊南門を抜けると中庭に出ます。芝生を敷き詰めた庭の中央に3つの塔(プラート)が立っている風景が印象的です。ピマーイ遺跡第一の写真ポイントです。
東側の木立の下には、多くのまぐさ石が展示されています。また、西側には、Twin Librariesと呼ばれる2つの四角の建物跡(プラッププラー(控えの間))が見られます。中庭中央に3つの塔が建っています。
左側にあるのが、プラン・ヒン・デーン(Prang Hin Daeng)です。赤い砂岩で作られており、高さ15mです。外壁は、残っていませんが、赤い砂岩(ラテライト)を積み上げた内部構造がよく解ります。北側に同じ基礎の上には「ブラフマン神殿(Brahman shrine)」があります。この建物は、ヒンドゥ教の儀式の中心部でリンガ(Linga:ヒンドゥ教の三大神であるシヴァ神の象徴。男根)が祭られていました。このリンガは現在、ピマーイ国立博物館で展示されています。
右側にあるのが、プラン・ブラフマダッタ(Prang Brahmadat)です。ラテライトで作られており、高さ16mです。この塔の中には、ジャヤバルマン7世の石像が安置されていました。現在置かれているのは複製品です。オリジナルは、ピマーイ国立博物館で展示されています。
中央にあるのが、メインタワー(中央塔)です。メインタワーは、主室(Garbhagrha)と前室(Mandapa)および小廊下(Antarala)で構成されています。前室の外観は、まぐさ石やペディメント(破風)で飾られ非常に美しいです。仏教説話の彫刻もあり、ピマーイ遺跡がヒンドゥ教と仏教の混合施設であることがわかります。
ピマーイ遺跡 プラート地図
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